大雲院 (京都市) (Daiun-in Temple (Kyoto City))

大雲院（だいうんいん）は、京都市東山区にある浄土宗系単立寺院。
本尊は阿弥陀如来。

由緒
1587年（天正15年）貞安が織田信長とその子織田信忠の菩提を弔うため二条烏丸に創建したのに始まる。
その後、豊臣秀吉の都市政策により寺町に移った。
さらに昭和になり周囲が繁華街となり1972年（昭和47年）に、髙島屋京都店増床に伴い、現在の東山区に移転した。

大雲院の名前は、信忠の法名からとっている。

伽藍

山門
本堂 - 1973年（昭和48年）完成
鐘楼
祇園閣
1928年（昭和3年）に建築された3階建ての建物で、大倉喜八郎が別邸とし建てた別邸「真葛荘」の一部である。
祇園祭の鉾を模したもので設計は伊東忠太。

文化財
重要文化財（国指定）
絹本著色前田玄以像
紙本墨書正親町天皇宸翰消息

所在地
京都府京都市東山区祇園町南側594-1